マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は、不正咬合を治療するため、患者一人一人のために、歯科医の治療計画に基づいてカスタムオーダーで製造される矯正装置です。
これまでに全世界で4万名を超える歯科医が、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)で患者の治療を行うための認定を受けており、50万名を超える患者さんが治療を受けています(2006年12月末現在)。
インビザラインでの臨床報告については多数の論文があり、その多くが審査のある学術専門誌(AJO, JCOなど)で発表されています。
インビザラインでは、「クリンチェック」とよばれる独自の3次元シミュレーションソフトを通じ、コンピュータ画面上にて、治療完了にいたるまでの総合的な治療計画の立案・検討を行って頂きます。
治療計画の策定にあたっては、インターネットを通じた双方向なやりとりを経て、歯科医の承認を得た上で最終決定されます。
承認後、治療計画を忠実に具現化すべく、独自のCAD/CAM(光造形)技術を通じ、「アライナー」を段階的に連続して使用することで、歯の移動を行います。
治療期間(即ち、治療に必要なアライナーの総数)を問わず、治療完了までに 必要なアライナー群のすべてを、治療開始前に歯科医に一括してご提供します。患者は治療目標が達成されるまで、通常は2週間毎に新しいアライナーに交換しながら、一日20時間以上装着し、歯を徐々に移動させます。
米国のアンケート調査結果によれば、インビザラインによる治療を受けた患者の87%が治療結果に「非常に」、もしくは「極めて」満足しているとの結果が出ています。(米国大手マーケティング調査会社が2004年4月に225名を対象に実施)
インビザラインを開発、製造し、世界の主要国に提供する米国アライン・テクノロジー社は、2001年にナスダック市場に上場し、現在では年間売上2億700万ドル、従業員約1,000人を擁する規模(2005年度実績)まで成長してきております。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
症例
症例1
- ご説明
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主訴: 上の前歯が気になる 初診時年齢: 20歳 治療内容: マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置を用いた治療 装置名: マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン) 抜歯非抜歯: 非抜歯 治療期間: 1年6ヵ月程度 費用の目安: 800,000円程度 リスク・副作用: 歯並びやかみ合わせが改善しますが、治療中はより虫歯と歯周病に気を付ける必要があります
メリット
- 透明感があり、装着していても目立ちません。
- 摂食や清掃時に取り外し可能なため、治療中口腔および歯周組織の健康が、よりよく維持されます。
- 矯正装置の装着による不快感が軽減されます。
- クリンチェックが表示する3Dアニメーション動画を通じ、患者自身も計画された歯牙移動を事前に見ることができ、治療に対するモチベーション向上につながります。